こんにちは!タツキと申します。
私はこれまで3つの会社(金融2社、IT1社)を経験してきました。その中で、転職エージェントを6つ利用してきました。
ここからは私が実際に利用した転職エージェントのサービス6社のリアルな評価を解説していきます。
- 転職しようか悩んでいる方
- 転職活動をしているがうまくいかず、他の転職エージェントを検討している方
- まずは自分の市場価値を知りたい
と思っている方はぜひ、この記事を読み進めていってもらえれば嬉しいです。
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、転職したい求職者と、人材を採用したい企業をマッチングする転職支援サービスです。転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、求人を募集している企業と求職者(あなた)の間に立ち、求職者の希望や条件などをもとに求人を紹介し、選考対策や企業との面接日程の調整などを行うサービスです。
dodaやリクルートエージェント、マイナビエージェントなどが転職エージェントにあたります。自分で求人を探す転職サイトとは違い、おすすめの求人を探してくれたり、応募書類の添削、面接対策、推薦文や入社までのフォローをしてくれるので、効率的に転職活動をすることができます。
また、自分では探せない【非公開求人】の情報をもらうことができます。転職サイトから応募するのも良いですが、転職エージェントも活用して、推薦文などをつけてもらったほうが、書類選考を通過する企業のレベルや年収は上がる可能性が高いです。
転職エージェントは、会社というより人次第なので「この担当者は合わなそうだ」という転職エージェントに会ったら、すぐにほかの転職エージェントに切り替えてください。経験上、時間の無駄でしかないですし、満足いかない転職活動は新しい会社でのやりがいを感じられず、早期離職の原因にもなってしまいます。
ネットの口コミでは「転職エージェントよりも、企業HPから直接応募したほうが受かりやすい」という話も目にしますが、私の経験上、企業HPからの直接応募であっても、転職エージェントでも「採用されるかどうか」は経歴の中身次第なので、通過率は変わらないのが現実です。
なので、私の転職経験の中では転職エージェントを活用したほうが書類の通過率は上がりました(企業HPの応募は返事が遅かったり、募集が終わっていたりすることが多かったです)。
おすすめの転職エージェント 6選
1位 doda
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dodaは、リクルートエージェントの次に多くの求人数を掲載しており、業界では第2位の位置付けとなっている大手転職エージェントです。幅広い業界の求人を取り扱っていて、得意分野は『全ての業界・職種』の求人に対応しています。
また、全年代の方を対象をしていますので、まずは気軽に相談してみましょう。キャリアアドバイザーとの面談でサポートを受けながら、履歴書や職務経歴書などの書類を添削を受けることもできます。業界大手ということもあり、求人数・サポートともに充実していますので、メインとして利用するのは全然アリです。
また、転職エージェントと転職サイトの機能が一つになっていますので、転職サイトとして自分のペースで気になる求人を探しながら、必要に応じてキャリアアドバイザーをサポートを受けるといった使い方も可能です。
個人的には、dodaのキャリアアドバイザーはけっこう転職者に寄り添った対応をしてくれます。
こちらの希望する業界や職種に理解があり、夢を実現できるようなアドバイス(これまでの経験や強みのアピール方法など)をしてくれます。
基本的な連絡はLINEですが頻繁に連絡をしてくれますし、転職活動が思うように進んでいない時や面接の手ごたえをアンケートで回答した際は電話もかけてきてくれました。
転職活動は働きながらですし、思うように進まない時もあります。
そんな時に、寄り添ってくれるキャリアアドバイザーがいると本当に心強いです。
2位 マイナビエージェント
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マイナビエージェントは、新卒でおなじみの「マイナビ」が運営していますので、比較的若手(第二新卒や20代)への求人が充実していて、強みであると言えます。
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェント」として、2023年、2024年と2年連続でオリコン満足度ランキング第1位を獲得した実績もあります。
幅広い業界の求人を取り扱っていて、得意分野は『全ての業界・職種』の求人に対応しています。年齢については、比較的若手(第二新卒や20代)を対象をしています。
キャリアアドバイザーは、こちらの希望をよく聞いてくれますし、プロの目から見た転職活動の進め方(希望業界や職種、職務経歴書の書き方など)のアドバイスや提案もしてくれます。
キャリアアドバイザーの質は高いと思います。
また、キャリアアドバイザーの他に、企業担当という人がいて、職場の雰囲気や面接での質問傾向、今後の事業展開や求められる人物像などの求人票に載っていない情報や載っている情報をさらに嚙み砕いて説明をしてくれます。
企業担当と話すこともできますので、面接前に話を聞いておくと良いでしょう。
3位 リクルートエージェント
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リクルートエージェントは、業界第1位の求人数を誇っています。また、利用者の60%が年収アップしたという実績もあります。業界最大手ということもあり、他社にはない『非公開求人』を多数取り揃えています。幅広い業界の求人を取り扱っていて、得意分野は『全ての業界・職種』の求人に対応しています。
全年代の方を対象をしていますので、まずは気軽に相談してみましょう。また、キャリアアドバイザーとの日程調整がしやすく、早い段階で最初の面談日程を組むことができます。もちろん、履歴書や職務経歴書などの添削や面接対策も行ってくれます。
キャリアアドバイザーの他に企業担当もいますので、会社の雰囲気や今後の事業展開、求める人物像などの求人票に載っていない情報や載っている情報をさらに嚙み砕いて説明をしてくれます。企業担当と直接お話しすることも可能です。圧倒的に多い求人数はあるのですが、その分登録者数も多いです。
登録者数が多いせいか、キャリアアドバイザーは日々の業務をこなすことが中心になってしまい、あまり転職者一人一人に寄り添ったサービスというのができていない気がします。
私は、最初の面談時に希望する業界や職種を伝えたのですが、「異業界は難しい、○○な求人しか紹介できない」と言われ、希望していない求人ばかりが届きました。
真意は分かりませんが、とりあえず転職先を早く見つけて、次の仕事に移りたいというような考えが多少はあるのでないか、と思ってしまいました。
4位 ビズリーチ
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ビズリーチは、スカウト型の転職エージェントのサービスです。CMでおなじみですね。
幅広い業界の求人を取り扱っていて、得意分野は『全ての業界・職種』ですが、その中でも【ハイクラス(高収入)】の求人に対応していますので、キャリアアップや年収800万円以上を目指したい方におすすめです。また、全年代の方を対象をしていますので、まずは気軽に相談してみましょう。
スカウト型転職エージェントとは、ビズリーチでのキャリアアドバイザーはおらず、会員登録した後に、転職エージェントからスカウトメールが届きますので、自分で転職エージェントを選んで転職活動を進めていくサービスです。
転職エージェントもビズリーチに登録をしており、転職希望者が会員登録をするとスカウトメールを送って、初回面談の案内をしてきます。
転職エージェントの登録者数は5,000名を超えており、規模の大きい転職エージェント会社から個人でやっているような転職エージェントもいます。転職エージェントやヘッドハンターには、それぞれスコアが付与されていて、これまでの実績や利用者からの評価をもとに、5点満点で評価されています。
基本的には無料で利用できますが、有料機能を使うことで、高収入の求人や業界の幅が広がり、より充実したサービスを受けることができます。私は、有料機能は使いませんでしたが・・・
転職エージェントやヘッドハンターが営業をしてきますので、スカウトメール全部に対応するのはとてもじゃないですが、無理です。
メールの内容を読んで、
- テンプレートではない
- 得意分野に自分の希望する業界や職種が書かれている
ことを中心に何人かに絞って初回面談を受けるようにしましょう。
また、初回面談をしたとしても、その後に全然連絡が来なくなったり、メールでの案内は『釣り』で実際の面談時には違うことを言ってくる転職エージェントやヘッドハンターもいますので、注意が必要です。
時間の無駄を省く為にも、スカウト相手の評価やランク、メール文章を見たうえで判断していきましょう。
5位 JAC リクルートメント
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JACリクルートメントは、転職エージェントの中でも、外資企業の求人に強みを持っていて、比較的ハイクラス(高年収)の求人を取り扱っています。世界11カ国のグローバルネットワークを利用し、外資系企業や海外進出企業への転職サポートを行っています。
幅広い業界の求人を取り扱っていて、得意分野は『全ての業界・職種』ですが、その中でも【ハイクラス(高収入)】の求人に対応していますので、キャリアアップや年収800万円以上を目指したい方におすすめです。また、全年代の方を対象をしていますので、まずは気軽に相談してみましょう。
800名の転職エージェントが在籍し、彼らが直接、企業の人事と転職者の双方とやりとりをしてくれるため、コミュニケーションがスムーズです。
『キャリアアドバイザーは、あくまで転職サポート係』という印象でした。
初回面談時に、「あとは各企業担当から求人案内が送られてきますので、気になる求人に返信してください」と言われました。
また、面談の時に『転職ができそうか否か』が判断され、その後の対応が決めているようなかんじでした。
他の口コミや評判などを見ていると、「転職の可能性の有無によって、対応が変わる」と言ったことも書かれていましたので、私の持った印象はそこまで間違っていなかったのかな、と思います。
しかし、外資系や日系大手の役職付き求人が多いので、キャリアアップや年収アップ、ハイクラス求人を求める人に向いている転職エージェントです。
6位 ワークポート
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WORKPORT(ワークポート)は、IT系の転職に強みを持っているエージェントです。総求人数の約6割がIT・クリエイティブ系職種の求人です。大手からベンチャーまで、豊富な数の求人を保有しているため、選択肢の幅が広がるでしょう。
得意分野の求人は『IT・WEB系』の求人情報を豊富に揃えています。また、全年代の方を対象をしていますので、まずは気軽に相談してみましょう。未経験者歓迎の求人も多いため、異業種からIT・Web・ゲーム業界への転職を目指す20代にぴったりの転職エージェントです。
興味のある職種や業界へジョブチェンジを考えている方にもおすすめです。
キャリアアドバイザーのサポートについてですが、必要最低限といった印象です。
初回面談をオンラインで行った後はアプリを案内され、その後のやりとりはアプリ内で行いました。
IT・クリエイティブ系の求人がメインではありますが、最初に紹介される求人は業界大手を比べると、質が低い印象でした。
また、選考状況や近況もアプリ内で報告にとどまってしまっていたので、サポートの質もそこまで高くないと思われます。
転職エージェントを活用するメリット
無料で転職相談ができる
転職エージェントのサービスは無料で利用することができます。一部、有料機能を使うことで、充実したサービスを受けられるようになるサイトもありますが、基本的にはどの転職エージェントも無料で利用できます。
なぜかというと、転職エージェントの費用は採用する側(企業)が採用費用として払っているからです。また、転職エージェントの仕事は成果報酬型ですので、転職を成功させないと報酬が入ってこない仕組みとなっています。
ですので、利用する側はお金を払わず、転職サービスを利用することができます。
非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人とは、一般的な求人サイトや転職サイトでは公開されていない求人です。好条件(給与・ポジション)なので応募者が殺到することを懸念し、あえて非公開にしています。転職サービスにおいては、公開されている求人よりも非公開にされている求人の方が多いと言われています。
転職エージェントに登録することで、非公開求人を紹介してもらえますので、給与やポジションなどの待遇面でキャリアアップを目指すことができます。
無料で履歴書や職務経歴書の添削、面接対策をしてもらえる
応募の際は、履歴書や職務経歴書などの書類提出が必要です、しかし、履歴書や職務経歴書などに記載するこれまでの仕事経験や実績、強みを自分の力だけでうまくまとめるのは正直難しいです。
転職エージェントは、多くの転職支援実績のもと、あなたの強みや経験をうまく伝えられるよう履歴書や職務経歴書などの書類作成をサポートしてくれます。また、面接においても企業担当と一緒に質問傾向や面接者の人柄や性格、質疑応答のコツなどを教えてくれます。
- 自分の強みや経験をうまく伝えられない
- 行きたい企業で書類選考や面接で落ちたくない
という方は、相談しましょう。
良いアドバイスを教えてもらえる可能性が高いです。
企業の人事に推薦やフォローをしてもらえる
応募した企業に対して、書類選考や面接が終わった後などにキャリアアドバイザーがその企業に対して推薦やフォローをしてくれます。
初回面談で感じた書類だけでは伝えられないあなたの魅力や、面接時に緊張で伝えられなかった思いを企業の人事担当者にフォローしてくれます。これは、自分の力だけで行う転職サイトにはない転職エージェントのメリットであると言えます。
ミスマッチが少ない
転職エージェントもビジネスとしてやっているので、当然会社内でのノルマがあります。ノルマ達成のために無理やり転職をさせてくるかも…と不安を感じてしまうかもしれませんが、転職エージェントは無理やり転職させたりはしません。
転職を焦らせたり、無理やりにでも転職をさせることはミスマッチにつながり、高確率で早期離職してしまいます。実は、早期離職が発生すると、転職エージェントは企業側に返金(リファウンド)を行う契約を企業と結んでいます。
そのため、返金を防ぐために
「いろいろ求人を見てみたけど転職をしたくない」
「転職活動を進めたけど、最終的に現職の会社に残ろうと思う」
という人に対して無理やり転職をさせるということは基本的には少ないです。
転職エージェントの中には、初回面談時に転職しないで今の職場で頑張った方が良いと言う人もいるようです。
また、労働局も転職エージェントに対して、入社から6カ月以内の早期離職が出た場合は報告するように指導しており、強引な転職を勧めてくるエージェントは自然と淘汰されるようになっています。そのためミスマッチの少ない求人を勧めてくるため、安心して転職エージェントを利用してください。
言い出しにくい条件等の交渉をしてくれる
「内定をもらえたはいいけど、希望年収は言い出しづらいな」と思っている方は多いと思います。実は、転職エージェントは年収交渉もしてくれます。
転職エージェントは、転職者の入社が決まって初めて売上になる「成果報酬型」のビジネスで成り立っています。報酬の相場は転職者のオファー年収の30%~40%程度。年収が高ければ高いほど、彼らの売上は高くなります。交渉力の高いエージェントを味方にすれば、自分の年収は大きく上がります。
転職エージェントはできるだけ活用したほうが良いでしょう。
利用する時の注意点
エージェント(担当者)との相性はある
転職エージェントも人ですので、当然合う合わないがあります。
自分の意向を聞いてくれる人、そうでない人
面談時の服装を気にする人、しない人
希望する求人を紹介してくれる人、しない人
以前、私が面談した転職エージェントの中には、服装自由と書いてあったので、カジュアルな格好で訪問したら、「普通はスーツだろ」と言われ、サポートを打ち切られたことがありました。
「それなら、スーツを指定してよ」と思いましたが、これも私の思っていることと相手が思っていることの差なんでしょうね。
しばらく時期を開けて、同じ転職エージェント会社で、他の転職エージェントとの面談時にはスーツで行ったら、「私服でも良かったですよ」と言われましたので。転職エージェントはこれからの転職活動をともに進めていくパートナーです。
「この人なら安心できる、任せられそう」と思えるような転職エージェントと転職活動は進めていきましょう。
内定が出やすい求人の紹介が多い
自分が希望する業界や職種と転職のプロの目から見た適性が異なる、というのは割とあります。希望する業界や職種だけでなく、本人の適性に合っている求人も紹介してくる場合があります。
また、転職エージェントが自分のノルマを達成しようと、書類選考に必ず通過して内定が出やすい求人しか送ってこないケースもあります。現在、あなたが4年目の営業マンだと仮定します。
この時、書類選考に通過して内定が出やすい「営業経験4年以下」の求人しか提案してこないエージェントは、あなたのキャリアなんてまったく考えていないエージェントです。
そんなキャリアアドバイザーに当たってしまったら、同じサイト内で担当者を変更してもらうか、違う転職エージェントのサイトを利用するようにしましょう。
希望していない企業に入社しても、やりがいを感じられず短期離職の原因になってしまいます。
あなたのスキルにも寄りますが、良い転職エージェントは、最初から一次面接ではなく企業人事と交渉してカジュアル面談を組んでくれたり、現在募集しているポジションがなくても「こんなに良い方がいるので、まずは会って判断してください」という形でポジションをつくる動き(提案)をしてくれる方もいます。
意思決定を迫られる場合がある
面接の日程や内定承諾などの返事には当然ですが、期日があります。企業も時間を使って、採用活動をしていますので、面接日や内定承諾が決まらないと業務が停滞してしまいます。返事の猶予期限は数日はもらえるのですが、転職エージェントからは
「企業からの印象を良くする為にも早めに返事をしてほしい」と言われることがあります。というか、けっこうな確率で言われます。
転職エージェントも自分のノルマの為に、転職先を早く決めてもらうように働きかけてきますが、ここは一旦冷静になりましょう。即日返事をして変更するよりは、少し日を空けても確実な日程で返事をしましょう。
一度決めたものを変更する方が相手にとって迷惑になりますので。現職での業務の兼ね合いや他の企業の選考状況などの事情を説明して、転職エージェントから企業へフォローしてもらいましょう。
利用の流れ
転職エージェントのサイトに登録する
まず始めに、本記事でおすすめしている転職エージェントのサイトに行き、会員登録をしましょう。登録をすると、転職エージェントから『面談のご案内』という形でメールもしくは電話が届きます。転職エージェントの担当者との面接が今後、良い転職活動を進める上でとても大事なスタートです。
所要時間は30分~1時間ですので、時間に余裕がある日程で進めましょう。この面談は大切とは言いましたが、面接ではありませんので、緊張する必要はありません。気軽に受けてください。
面談・カウンセリングを受ける
面談・カウンセリングはオンライン(WEB)か電話、または対面で行います。所要時間は30分~1時間ほどです。対面は、相手の顔色を見て話せるので、対面ができる距離(自宅から面談場所が近い時)であれば、対面での面談の方がおすすめです。
しかし、移動が面倒な方や、距離的に対面は難しいという方もいると思いますが、ご安心ください。転職エージェントの担当者が面談を進行してくれますので、問題なく面談を進めることができます。
内容としては、登録時に入力した情報を元に、
『なぜ転職したいのか』
『これまでの仕事内容や経験』
『どのような求人が希望なのか』
『将来、どんなキャリアがいいのか』
などが聞かれます。
面接に近い内容ですが、ここでしっかりと自分の気持ちを伝えておきましょう。この面談の時点では、まだしっかりとした軸や答えを用意する必要はありません。ですが、このあと説明する書類添削や企業との面接対策で必要になってきます。
また、ここで取り繕ってしまうと、紹介してもらえる求人案内でミスマッチが生じる危険性があります。ざっくばらんに、正直にお話しをしましょう。
履歴書や職務経歴書などの書類提出・添削
転職経歴がある方は、お手元にある履歴書や職務経歴書の情報を更新して提出しましょう。初めての転職の方は、履歴書や職務経歴書の作成をしましょう。専任エージェントが履歴書や職務経歴書のフォーマットを持っていますので、それをもらい、まずは自分で作成をしましょう。
完成したら、担当者へ提出をして、添削を受けましょう。企業へ応募する際に提出する書類ですので、【自分】のことを知ってもらう為の大切な書類です。しかし、最初から完璧なものが出来るはずはありません。
転職のプロであるエージェントがしっかりと添削をしてくれます。自分一人では考えつかなかった強みや弱み、経歴から活かせるスキルやノウハウについてアドバイスをもらうことができます。
希望求人の紹介を受ける、または自分で探す
面談が終わり、履歴書と職務経歴書を提出しますと、専任エージェントがあなたに合った求人を探してくれます。転職エージェントの登録時に入力した内容をベースに面談時にいくつか求人を持ってきてくれる担当者もいますが、より自分に合った求人情報は面談後になります。
また、大手が中心になりますが、転職エージェントによっては、転職サイトと両立してサービスを受けられるところがありますので、転職サイトから自分で行きたいと思える求人を探すこともできます。
紹介された求人情報や自分で探してみた求人情報の中で、気になる求人があれば、担当者に連絡して応募をしてみてください。すぐに書類選考や面接の準備を進めてもらえます。
企業との面接
書類選考を通過すると、いよいよ企業との面接に進みます。始めは緊張しますが、面接を重ねていくことでだんだん、面接の雰囲気も慣れてきますし、企業からの質問への回答もスムーズに自信を持って答えられるようになります。
ですので、希望する求人に応募するのは必須ですが、たくさんの求人情報を見て、なるべく多くの求人に応募するようにしましょう。面接の中で、「緊張してうまく話せなかった」「思ったように伝えられなかった」など、面接での手ごたえや感じたことは素直に専任エージェントに伝えましょう。
転職エージェントが企業側にその旨を連絡しフォローしてくれます。このやり取りをしておくことも転職活動における大切なポイントです。
内定・条件交渉
無事に内定となれば、めでたく転職活動を一安心になります。転職エージェントを通じて、入社日や年収などの条件の交渉・調整を行い、あなたと企業とで合意となった際は、内定承諾をし、転職活動は終了となります。
【転職エージェント】と【転職サイト】の違い
転職エージェントと転職サイトに違いについて、以下の表にまとめました。
項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
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求人情報 | 転職サイトにはない【非公開求人】を紹介してもらえる | 【非公開求人】の紹介はないが、求人数は多い |
企業情報 | 企業の内部情報や面接官の特徴、面接傾向など様々な情報を教えてもらえる | 求人票に掲載されている情報のみ確認できる |
転職相談 | アドバイスを受け、自分の市場価値や転職軸、キャリアプランが見えてくる | なし |
書類添削 | 履歴書や職務経歴書のポイントや通過率アップのアドバイスを教えてもらえる | 可能一般的な作成方法などは掲載されているが、客観的なアドバイスはもらえない | 不可
面接対策 | 模擬面接や質問傾向などの対策を教えてもらえる | ありなし |
面接の日程調整 | 専任のエージェントが日程調整をサポートしてくれる | ありなし |
年収交渉 | 専任エージェントに年収交渉を依頼できる | ありなし |
利用料金 | 無料 | 無料 |
上の表を見てわかる通り、転職エージェントを活用した方が転職活動は有利に進められます。
自分のペースで転職活動を進めたい
企業との日程調整や条件交渉ができる
エージェントが希望求人を見つけてくれるか不安
という方は転職サイトを検討すると思います。
ですが、無料でサービスを受けられたり、書類選考や面接での通過率を考慮すると、やはり転職エージェントの利用をおすすめします。
なぜなら、転職エージェントを利用しても、自分のペースで進めることは可能ですし、求人の希望条件を専任エージェントと摺り合わせていくことで希望条件に近い求人を探してもらえるようになるからです。一応、転職エージェントと転職サイトとでそれぞれに向いている人について解説していきます。
転職エージェントの利用が向いている人
転職エージェントの利用に向いている方の特徴は以下のとおりです。
- 転職のプロの客観的なアドバイスがほしい
- 自己分析や企業リサーチのサポートを受けたい
- 自分に合った業界や職種が絞りきれない
- 履歴書や職務経歴書の添削を受けたい
- 面接対応の完成度を高めたい
- スケジュール管理が苦手
- 多忙で転職活動に時間が取れない
- 転職に不慣れ
転職エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーによる転職活動の全面的なバックアップを受けられます。
「初めての転職でうまくいくか不安」「在職中で転職活動に集中する時間が少ない」という人が利用するのに向いている転職サービスです。
転職サイトの利用が向いている人
次に、転職サイトの利用に向いている方の特徴は以下のとおりです。
- 転職先の業界や職種が絞れている
- 求人情報を自分で探せる
- 企業分析に慣れている
- 履歴書や職務経歴書は作成済みで、添削を受ける必要がない
- 自分のペースで転職活動を進めたい
- 転職経験がある
- 企業とのやりとりが苦手ではない
これまでに転職経験があり、自己分析が十分にできていて、目指す業界や職種も明確になっている、という方は転職サイトの利用が向いています。
この場合は自力で希望条件に合う求人情報を見つけられ、内定を獲得できるでしょう。
よくある質問
まとめ
私が利用した転職エージェント6社を紹介してきました。
一番のおすすめは「doda」です。
- 業界大手
- 転職エージェントと転職サイトが併用できる
- キャリアアドバイザーのサポートの質
において一番良かったです。また、転職する機会があった際は、dodaを利用したいと思います。
転職エージェントはうまく利用することで、あなたにとって力強い味方となってくれます。しかし、一人の転職エージェントを信頼して転職先を決めてしまうと、後々「こんなはずではなかった」と後悔してしまうこともあります。
転職エージェントを利用する際は、一つのサイトに拘らず、複数の転職エージェントを利用しましょう。転職は人生の大きなターニングポイントです。
本記事の転職エージェントに関する知識を参考にしながら、満足のいく転職を行っていただけることを陰ながら祈っています。
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